ビジネスローンには3割のルールは適用されるのか

資金調達をする際には、金額の高さが求められる事があります。しかし年収状況によっては、難しい事もあるので注意が必要です。ところでビジネスローンは、年収のルール適用外に関する特長があります。

1.年収の3割に関する規則

まず日本には、年収と融資に関する規則が存在するのです。と言うのも人々が借りる事ができる金額は、無制限ではありません。現在の年収に関する縛りは存在するのですね。例えば現在の年収が、300万だとします。その方が借りる事ができるのは、大抵は90万前後ですね。

というのも日本には、総量規制と呼ばれるルールが存在します。現在の年収の約33%以上は、借りるのは難しい状況なのですね。したがって90万までは借りる事が可能ですが、91万以上は原則難しくなります。

2.制限があると困ってしまう

ところで上記のような制限が生じてしまうと、やはり資金調達を望む方々としては困るでしょう。とりわけビジネスでは、まとまった資金が必要になります。事業などでは、かなり大きなお金を動かす事もあるでしょう。しかもビジネスでは、お金を借りる事ができないと、商売が成り立たない事もあります。それで年収による制限が生じるのは、とても困りますね。

3.ビジネスローンは3割の対象外

ところでビジネスローンには、その3割ルールに関する大きな特徴があるのです。原則としてその商品では、年収には左右されません。キャッシングなどの商品では3割ルールは適用されますが、そのビジネス用の商品は対象外となるのです。ですので状況によっては、そこそこまとまった金額を借りれる事もあります。

4.それでも3割以上は要注意

では3割を超えた分は「確実に」融資を受けられるかと言うと、決してそうではありません。実際のビジネスローンの融資額の状況を見ると、実は3割超過分は難しいケースが多いです。やはり金融業者としては、「年収の3割を超えて借りるのは少々危険」と考えている訳ですね。

一応は総量規制外ではありますが、現実は「3割を超えると難しい」訳です。ですので上記の300万の方なら、やはり最高90万が限界になるでしょう。

3割を超える融資はやや困難

つまり総量規制については、
・年収の3割前後が総量規制
・ビジネスローンは一応は規制外
・現実的にはビジネスローンで3割を超える借入は難しい

こういった事が言えます。一応は3割以上借りれる可能性はあるのですが、その確率は低い訳ですね。ですのでそのビジネス用の商品で借りたいと思うなら、「年収の3割」という目安は頭に入れておくのが良いでしょう。

財務状況が厳しくてもビジネスローンで融資可能か

ビジネスを行う方々の状況は、とても多彩です。そして事業というのは、必ずしも順調に進むとは限りません。もちろん何かの都合で、赤字決算になる事もあり得るでしょう。しかしビジネスローンによっては、それでも借りれるケースはあります。

1.財務状況は審査される

そもそもビジネスローンの申し込みをすれば、必ず金融会社は色々な確認を行います。確認項目の1つは、申込者の財務状況の健全性なのですね。それで健全ならば、当然融資は受けやすくなる訳です。

逆にあまり健全でない方々の場合、もちろん難しくなる傾向があります。ですので財務状況が赤字となると、厳しくなる事は多いです。

2.以前は門前払いだった

それで以前のビジネスローンは、実は赤字の方々は少々厳しかったのです。ローンの申し込みをする際には、もちろん銀行に対して様々な書類を提示する事になります。その書類から赤字が発覚した場合は、昔はほぼ確実にお断りになっていました。

赤字と判断されただけで、門前払いになる事例も非常に多かったのです。ですが、ある意味それは当然ですね。銀行としては申し込み者の返済能力を重要視する以上、やはり赤字の方々は難しくなるのが自然でしょう。

3.多くのローンの登場により緩和が発生

ところがここ数年間で、ビジネス関連の融資商品はだんだん増えてきました。となると、金融業者の方々としてはライバルを意識せざるを得ません。うかつに断ってしまいますと、他の金融業者に顧客を取られてしまう可能性があります。

そこで金融業者としては、敢えてハードルを下げる事があるのです。顧客確保を優先させる必要があるので、たとえ赤字の方々でも融資をする業者も、最近は増えつつあります。ですのでビジネスローンによっては、たとえ赤字決算でも借りれる事はあります。

4.それでも赤字は要注意

しかし、やはり現実的には赤字の方々が不利になるのは確実です。金融業者の目線からすれば、やはり黒字経営の方々を優遇したいと思うのは、ごく自然ですね。赤字でも検討の余地はありますが、100%確実に借りれるとは限らないので、要注意です。

赤字でも可能な会社を検討

ですので赤字の方々のビジネスローンに関しては、次のような状況です。
・昔は赤字の方は難しかった
・最近はライバルが増えたので赤字でも借りれる事はある
・それでも赤字では不利になる

結局、赤字では厳しいのは確実ですね。ただ中には借りれる可能性がゼロでない金融会社もあるので、赤字でも資金を調達したいなら、敢えてそこに申込をするのも一法です。